
「これってうちの子だけ?」
毎日一緒に過ごしていると、いつもと違う鳴き声を聞いて不安になることがありますよね。
かわいいからこそ、ちょっとした変化も気になりますし、「何か嫌なことしちゃったかな…」と悩んでしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
特に、怒っているような声が続くと、どう接していいか戸惑ってしまいますよね。
でも、大丈夫ですよ。
鳴き声の意味を少し知るだけで、デグーさんとの暮らしはずっと穏やかなものになります。
この記事では、デグーさんが怒っているときの声の種類や、今日からできるやさしい工夫をお伝えしますね。
大切な家族に少しでも快適に過ごしてもらうためのヒントが、きっと見つかると思います。
デグーが怒る鳴き声の種類とは?意味や対処法って?
デグーさんが怒ったような声を出すと、びっくりしてしまいますよね。
実は、デグーはとても感情表現が豊かで、不満や怒りだけでも何種類もの声を使い分けていると言われているそうですよ。
最近では、定番の「キーキー」という声以外にも、「ギィギィ」「ギャッギャッ」といった激しい拒絶や、「ギューギュー」「ビービー」といった強い不満の声など、より細かな感情の動きがわかってきています。
「私の育て方が悪いのかな」と自分を責めないでくださいね。
怒って鳴くのは、飼い主さんや仲間に「今は嫌だよ」「ちょっとやめてね」と気持ちを伝えようとしている大切なサインなんですね。
まずは、その声が「どんな気持ちから来ているのか」を少しずつ知っていくことから始めてみませんか?
焦らず、できる範囲で見守ってあげるだけで十分ですよ。
色々な声で鳴くのはどうして?
そもそも、デグーさんはどうしてこんなに色々な鳴き声を出すのでしょうか。
それは、彼らが野生では群れで生活する、とても社会性の高い動物だからなんですね。
仲間とのコミュニケーションをとるために、約15種類もの鳴き声を使い分けているとされています。
近年では海外の研究などでもさらに細かく分類されていて、不満げに長く鳴く声を「ホワイン(whine)」、攻撃の前の唸り声を「グロウン(groan)」と呼ぶなど、本当に感情豊かなんです。
特に怒りや不満の声は、事故やケンカを防ぐための大事な合図でもあります。
音量が大きかったり、鋭く高い音だったりと、メリハリが強いのが特徴です。
私たち人間が言葉で気持ちを伝えるように、デグーさんも一生懸命に声を使い分けて、自分の心地よい環境を守ろうとしているのかもしれませんね。
怒っているサインかも?鳴き声の種類と場面
では、具体的にどんな声が「怒り」や「不満」を表しているのでしょうか。
よく聞かれる代表的な鳴き声と、そのときの状況をいくつかご紹介しますね。
「プギー!」「ギューギュー!」と大きな声を出すとき
これは、強い怒りや不満が爆発しているときのサインだと言われています。
多頭飼いをしているお家では、デグーさん同士のケンカ中によく聞かれる声ですよね。
また、飼い主さんがなかなかごはんをくれなかったり、食べている最中に邪魔をされたりして「ビィ〜!ビィ〜!」と怒りを露わにしているときに出ることもあります。
この声が出ているときは、ご機嫌がかなり斜めの状態。
無理に触ろうとすると噛まれてしまうリスクもあるので、少し距離を置いて落ち着くのを待ってあげるのが安心ですね。
「キーキー」「ギィギィ」と高い声を出すとき
甲高くて鋭い「キーキー」や「ギャッギャッ」という声は、強いストレスやテリトリーを守ろうとする気持ちの表れとされています。
お気に入りのかじり木を取られそうになったり、不快な状況に直面したりしたときに「やめて!近づかないで!」と強く拒絶しているのですね。
多頭飼いの場合は、仲間同士のケンカの前兆になることもあります。
そのままにしておくとケガにつながることもあるので、もし頻繁に聞こえるなら、ケージの環境や相性を見直す合図かもしれません。
「ウーウー」「グルグル」と低く唸るとき
喉の奥で低く唸るような音は、「これ以上近づかないで!」という本気の威嚇のサインです。
これは専門的には「グロウン」とも呼ばれ、特に女の子のデグーさんで見られることも多い、ケンカ寸前のピリピリと緊張した状態なんですね。
この声を出しているときは、自分を守ろうとして攻撃的になりやすいため、絶対に無理に手を出さないことが大切です。
そっとしておいて、気持ちが落ち着く時間をたっぷりとってあげてくださいね。
「グッグッ」「ブッブッ」と短く鳴くとき
音量はそれほど大きくないのですが、短く濁ったような声を出すときは、本気で腹を立てている直前の合図だと言われています。
「こんなに怒らせて、どうなっても知らないぞ」というような、静かな怒りを感じますよね。
寝ているところを何度も起こしてしまったり、しつこく触ってしまったりしたときに出やすいようです。
この声が聞こえたら、すぐに接するのをやめて、デグーさんのペースを尊重してあげましょう。
そのまましつこくしてしまうと、ガブッと噛まれてしまうこともあるので注意が必要です。
お互いが快適に過ごすためのやさしい工夫
鳴き声の意味が少しわかってくると、「じゃあ、どうしてあげたらいいのかな?」と気になりますよね。
最近では動物福祉の観点からも、デグーさんのストレスを減らす環境づくりが注目されています。
特別なことをしなくても、家庭でできるちょっとした工夫がたくさんありますよ。
- 距離を置いてそっと見守る
怒っているときは、構いすぎないのが一番です。落ち着くまでそっとしておいてあげるのも、大切な愛情ですよね。 - ストレス発散できる環境を作る
かじり木を新しいものに変えてみたり、回し車がスムーズに動くかチェックしたりするだけでも、不満が和らぐことがあります。 - 温度や騒音のチェックをする
不快な室温や、急な大きな音がストレスになって怒りっぽくなることも。環境を一度見直してみましょう。 - 多頭飼いなら一時的に仕切る
ケンカの声が続くときは、ケージの中で網などを使って一時的にスペースを分けるのもひとつの方法です。
どれも、今日から試せることばかりです。
デグーさんの嫌がることを避け、安心できる場所を整えてあげることが、鳴き声を穏やかにする近道ですよ。
毎日のお世話で頑張りすぎなくていいこと
デグーさんの気持ちを理解しようと頑張る飼い主さんは、本当に素晴らしいと思います。
でも、時には「いつもご機謙でいてもらわなきゃ」と思い詰めてしまうことはありませんか?
正直、かわいいだけでは乗り切れない日もあります。
人間だって、理由もなくイライラする日や、誰にも話しかけられたくない日がありますよね。
デグーさんにも、そんな「なんとなくご機嫌斜めな日」があるんです。
だから、すべての不満を完璧に取り除こうとしなくても大丈夫ですよ。
「今日はそっとしておいてほしい日なんだね」と割り切ることも、長く一緒に暮らすための大切なコツです。
ペットのためとはいえ、飼い主さんの負担が大きすぎると続きませんから、どうか無理しすぎないでくださいね。
環境を整えるためにアイテムに頼るのもあり?
「全部自分でなんとかしなきゃ」と感じる日は、便利グッズに頼るのも暮らしを整える工夫のひとつです。
少しでもストレスを減らしてあげたいなと思ったときは、アイテムを取り入れるのもありですよ。
例えば、夢中になってかじれるおもちゃや、ケージの中を安全に仕切れるグッズがあると、いざという時にとても助かりますよね。
お留守番中の様子が気になる方は、ペットカメラを置いて、離れた場所から見守るのも安心につながるかもしれません。
デグーの鳴き声に関するよくある疑問
ここでは、デグーさんの鳴き声について、飼い主さんが気になりやすい疑問をまとめました。
少しでも不安を和らげるヒントになれば嬉しいです。
急に怒りっぽくなったのはなぜ?
昨日まではご機嫌だったのに、急に怒るようになることもありますよね。
季節の変わり目や、ケージの置き場所を変えたことによる環境の変化、あるいは発情期などが影響しているとされています。
また、体のどこかに痛みがあって不機嫌になっている可能性もあるため、様子がおかしい日が続く場合は、早めに動物病院で診てもらうと安心ですね。
撫でているときに「プギー」と言われたら?
気持ちよさそうにしていたのに、急に声を出されるとびっくりしますよね。
これは、「そこは触らないで」「もう十分だよ」というサインかもしれません。
決して飼い主さんが嫌いになったわけではないので、一度撫でるのをやめて、デグーさんの気持ちを尊重してあげてくださいね。
鳴き声がずっと続くときはどうする?
威嚇や怒りの声がなかなか鳴きやまないときは、周囲に何か怖いもの(大きな音や見慣れないもの)があるのかもしれません。
ケージにそっと布をかけて薄暗くしてあげると、落ち着きを取り戻すことがあります。
それでも長時間興奮がおさまらず心配なときは、かかりつけの獣医師さんに相談してみるのもひとつの方法ですよ。
デグーが怒る鳴き声の種類とは?意味や対処法って?まとめ
今回は、デグーさんが怒っているときの鳴き声の種類や、ご家庭でできるやさしい工夫についてご紹介しました。
「プギー」という不満の爆発や、「ウーウー」という威嚇のサインなど、彼らは小さな体で一生懸命に気持ちを伝えてくれています。
最初からすべての声を聞き分ける必要はありませんし、完璧に対応できなくても大丈夫ですよ。
「今日はちょっと機嫌が悪いみたいだな」と、少し距離を置いて見守れるようになれば十分です。
少しずつ、うちの子ならではのサインがわかるようになっていくはずですからね。
ペットにも飼い主さんにも無理のないペースで、お互いが心地よく過ごせる環境を作っていけたら素敵ですね。
これからも、デグーさんとの毎日があたたかく、笑顔あふれる時間でありますように。